ThorChainの公式代表によると、プラットフォームにはCEOや、創設者、取締役はいません。代わりに、プラットフォームの開発はGitlabを通じて編成されています。

加えて、現在プロジェクトに取り組んでいる人のほとんどが匿名です。THORChainの公式代表者は、その匿名性について「プロジェクトを保護し、それが分散型であるようにするため」と述べています。

プロジェクトによるツイートでは、以下で引用されているように、匿名のチームがプロジェクトを動かすことについての見解が示されています。

"->開発者はノードの元で、システムの価値をより高めるコードを開発しています。

->ノードは、ステーカーの元で資産を保護しオンライン状態を保っています。

->ステーカーは、スワップを行うユーザーのために市場に供給される資産をもたらします。

->スワップを行う人々は、手数料を払い経済を活性化させます

THORChainは、独自のシステムを使用して、「変動損失」、または流動性プロバイダーが流動性プールに貢献する際に発生する一時的な損失の問題を軽減します。スリップベースの手数料を使用することで、流動性が必要な場所にあるように保証します。

これに加えて、THORChainはワンウェイステートペッグ、ステートマシン、Bifröst署名モジュール、TSSプロトコルなど、様々な新しいテクノロジーを組み合わせて、チェーン間のトークンスワップをより簡単にします。これはすべて表には出ず、経験の浅いトレーダーでもプラットフォームにアクセスできるように設計してあります。

プラットフォームは営利目的ではありません。プロトコルによって生成されたすべての手数料はユーザーに充てられ、チームへの支給はありません。その代わり、チームは他のユーザーと同じようにRUNEを保有するだけで報酬を受け取ることができます。

RUNEトークンは現在、Binanceチェーン（BEP-2トークンとして）とEthereum（ERC-20トークンとして）を含む複数のブロックチェーンで利用できます。

2021年2月現在、総供給量5億のうち、1億5840万RUNEが流通しています。

先述のように、THORChainは当初、BinanceDEXのIEOのあとにローンチしました。IEOの一環として、2000万RUNEが販売されました。これに先立ち、初期の資金調達ラウンドで合計1億3,000万RUNEが販売されました。

Binance DEXの公式提案によると、総供給量（5000万トークン）の10％がチームに割り当てられ、メインネットの立ち上げまでロックされ、その後月額20％ずつロックが解除されます。

THORChainは現在年利30%から始まるエミッションカーブを有しています。10年後までに年利2％前後となることを目標としています。

ThorChainはCosmos SDKを使用して構築され、Tendermint コンセンサスメカニズムによって強化されています。これは、ネットワークを攻撃から保護します。新しいBFTプルーフ・オブ・ステーク（PoS）システムを通じて多数のバリデーターが連携して取引を確定するからです。

その他にも、THORChainのスマートコントラクトは、Certik社を含む複数のサードパーティセキュリティ企業によって監査されており、これまで脆弱性は見つかっていません。

RUNEは、中央集権型および分散型取引所の両方で購入及び取引が可能な人気のある仮想通貨です。これらの中で最も著名なのは、Binance（中央集権型）とSushiSWAP（分散型）です。

2021年2月現在、RUNE取引ペアの大部分は仮想通貨/仮想通貨ペアです。ただし、RUNEはProBit Exchangeで韓国ウォン（KRW）、FTXでは米ドル（USD）で購入できます。フィアット通貨で仮想通貨を購入する方法の詳細について学ぶには、こちらの人気ガイドをご覧ください。

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