詳細
1. Protocol 28のメインネットアップグレード(2026年10月16日)
概要: Pi Core Teamは、Protocol 28を10月16日に有効化する予定です。ノード運営者には、10月13日までにアップグレードを行うよう求めています。今回のアップグレードでは、遅れて届く取引データの処理を改善し、開発者がスマートコントラクトを安全にまとめて更新できるようにすることを目指しています。これは基盤となる技術の改善であり、トークンの経済設計の変更とは別の取り組みです。
意味すること: ネットワーク基盤にとって、中立からやや前向きな動きです。無事に実装されれば、開発者にとって使いやすくなり、エコシステムの長期的な安定性も高まる可能性があります。ただし、PIへの新たな需要を直接生み出すものではないため、価格への反応が限定的だった可能性があります。
CoinMarketCap
2. OUSDステーブルコイン決済の検討(2026年10月11日)
概要: 9月30日の提携発表を受け、Pi Networkは、Open USD(OUSD)をPioneerへの報酬やエコシステム内の決済に活用する方法を検討していると発表しました。Core Teamは、PIが引き続きネットワークの主要な資産であり、ステーブルコインは、価格の安定性が重要となる加盟店などの用途で補完的に使われると説明しています。
意味すること: エコシステムの用途を広げるための慎重な一歩です。商取引を始めやすくする可能性はありますが、現時点では検討段階であり、開始時期やPIの需要を保証する仕組みは示されていません。ステーブルコインの用途にPIが組み込まれない限り、価格への直接的な影響は不透明です。
crypto.news
3. RWA Foundationへの掲載に関する未確認情報(2026年10月10日)
概要: Xで広く共有された投稿では、RWA Foundationが現実資産のトークン化に関わる78のブロックチェーンの一つとしてPi Networkを掲載したと主張されました。しかし、Foundationのウェブサイトで確認できず、この情報の真偽は確かめられていません。また、仮に掲載が事実でも、Piのブロックチェーン上で現実資産のトークン化が実際に行われている証拠にはなりません。
意味すること: 裏付けがないため、中立からやや弱気な材料です。コミュニティが外部からの評価を求めていることがうかがえる一方で、推測に基づく情報と、ブロックチェーン上で実証された実用性との間には隔たりがあります。現在の市場は、実際に利用できることを重視しています。
CoinMarketCap
結論
Pi Networkでは技術面の着実な進展と、エコシステム拡大に向けた慎重な検討が続いています。しかし、実用性に基づく需要が生まれるまでは、トークンの価値に結びつきにくい状況です。予定されているOUSDの導入は、PIに具体的な用途をもたらすのでしょうか。それとも、PIを脇に置いた別の決済システムとして機能するのでしょうか。