詳細解説
1. Robinhood上場でアクセス拡大(2026年1月27日)
概要:
2026年1月27日、RobinhoodがPYTHを取り扱い開始しました。これは2026年初の大手取引所での上場となります。Robinhoodの厳しい審査を通過したことで信頼性が高まり、特にニューヨーク州のユーザーも利用可能になったことで、一般投資家へのリーチが大幅に広がりました。
意味するところ:
Robinhoodの2,000万人以上のユーザー基盤により、PYTHへの投資の敷居が下がり、一般投資家にとって買いやすくなったことは好材料です。ただし、上場後の価格上昇はわずか1.1%にとどまり、市場にはすでにBinanceなど他の主要取引所での取引があるため、成長の余地が限定的との見方もあります。 (CoinJournal)
2. 大口保有者とデリバティブ市場が関心を示す(2026年1月28日)
概要:
Robinhood上場直後、大口保有者(10百万PYTH以上保有)が保有量を6.6%(約4,268万トークン)増やしました。同時に先物の未決済建玉も18%増加しましたが、資金調達率が-0.005%とマイナスであることから、売り圧力も存在しています。
意味するところ:
この動きは中立的なサインです。大口保有者の買い増しは価格上昇の前兆となることが多い一方で、マイナスの資金調達率は市場参加者が下落を予想していることを示しています。価格が上昇すればショートスクイーズ(売り方の損切りによる急騰)が起こる可能性もありますが、$0.053のサポートラインを割ると大きな売り圧力がかかるリスクもあります。 (crypto.news)
3. ダブルボトム形成(2026年1月28日)
概要:
1月中にPYTHは$0.05のサポートラインを2度守り、ダブルボトムという反転パターンを形成しました。MACDは買いシグナルを示し、RSIも38から52に回復し、売られ過ぎの状態から脱しています。
意味するところ:
これは慎重ながらも強気のサインです。$0.074(2025年9月からの下降トレンドライン)を終値で超えれば、65%の上昇で$0.10までの回復が見込まれます。ただし、取引量が前週比で26%減少していることや、ビットコインの市場支配率が59%と高いことは、アルトコインの上昇には逆風となる可能性があります。
結論
PYTHはRobinhoodでの上場とテクニカル面での反発の可能性が、市場全体の慎重なムードを相殺しています。大口保有者の動きやチャートパターンは上昇を示唆しますが、$0.074の強い抵抗線や、Chainlinkが支配するオラクル市場との競争も厳しい状況です。Robinhoodを通じた一般投資家のアクセス拡大が、「Bitcoin Season(ビットコイン優勢期)」の影響を上回るか注目されます。