詳細
1. 大口保有者による買い集めが鈍化(2026年10月1日)
概要: ブロックチェーン上のデータによると、「Entity X」と呼ばれるKaspa最大規模のクジラウォレットで、KASの買い集めが大幅に鈍化しています。純流入額は6月の約5,600万KASから、9月にはわずか約700万KASに減少し、10月初旬には少額の出金も見られました。このウォレットには依然として大きな含み益があります。出金は売却ではなく、資産をコールドストレージ(インターネットから切り離して保管する方法)に移した可能性もあります。
市場への影響: 夏の間、継続的な買い需要を支えていた大口保有者の動きが弱まるため、短期的にはKASにとって中立からやや弱気の材料と考えられます。主要保有者の姿勢が変化した可能性を示しており、この鈍化傾向が10月も続くか、注目されています。(CoinMarketCap)
2. コア開発者に注目(2026年10月2日)
概要: コア開発者のMichael Sutton氏を取り上げた記事では、KaspaのノードソフトウェアをGoからRustに書き換える提案「KIP-1」を共同執筆した同氏の功績が紹介されています。この取り組みにより、現在のネットワークは毎秒10ブロックの処理速度を実現しました。記事ではさらに、同氏がYonatan Sompolinsky氏と進める合意形成プロトコル「DAGKnight」の開発にも触れています。DAGKnightは、2026~2027年のハードフォークでの導入が予定されている、取引の確定を1秒未満にすることを目指したアップグレード案です。
市場への影響: プロジェクトの強固な技術基盤と意欲的な開発計画を示しているため、長期的にはKASにとって好材料です。中心的な開発者に焦点を当てることで、DAGKnightなどの今後のアップグレードを実現するチームの力に対する信頼が高まり、エコシステムの成長を後押しする可能性があります。(CoinMarketCap)
3. PrimeXBTで先物取引を開始(2026年9月29日)
概要: 世界各地で複数の資産を扱うブローカーPrimeXBTは、PXTrader 2.0プラットフォームにKASを追加しました。今回追加された銘柄は、USDT建ての暗号資産先物15銘柄です。これにより、先物の取扱銘柄は170を超え、トレーダーはDeFi、AI、インフラ関連の資産と並んで、レバレッジを利用したKAS取引ができるようになりました。
市場への影響: より幅広いトレーダーがKASを取引しやすくなり、流動性の向上も期待されるため、KASにとって好材料です。PrimeXBTのようなブローカーでの取扱開始は、市場での認知度を高め、経験豊富な投資家から資金を呼び込むことで、適正な価格形成を支える可能性があります。(TradingView)
まとめ
Kaspaは、堅調な技術開発を進める一方で、ブロックチェーン上では大口保有者の行動に変化が見られます。新たな先物商品や確かな開発計画が示すエコシステムの成長によって、最大規模のクジラによる買い集めの鈍化を補えるかが、今後の焦点です。