詳細
1. StraitsX、規制準拠ステーブルコインの発行を計画(2026年10月1日)
概要: シンガポールを拠点とする決済会社StraitsXは、シンガポール金融管理局(MAS)の規制を受けるステーブルコイン、XSGDとXUSDをMonad上で発行する計画を発表しました。技術面と規制面の承認を前提に、2027年初めの展開を目指しています。実現すれば、XSGDはMonad上でネイティブに発行される初のシンガポールドル連動型ステーブルコインとなり、東南アジアの決済資金がネットワークに流入する可能性があります。
注目ポイント: 規制に準拠した機関投資家向けの金融基盤が加わることで、開発者を呼び込み、現在6億9,200万ドル規模とされるステーブルコインの流動性がさらに高まる可能性があります。このため、MONにとっては好材料と考えられます。一方、実現は2027年の予定で、各種承認も必要なため、すぐに影響が表れるとは限りません。(CoinMarketCap)
2. 提携発表を受け、MONが15%上昇(2026年10月1日)
概要: StraitsXの発表を受け、MONの価格は24時間で約15%上昇し、約0.0318ドルとなりました。現物取引高は226.6%増の1億4,520万ドルに達し、デリバティブ市場の未決済建玉も1億8,820万ドルに増加しました。価格は0.0328ドル付近で上値を抑えられ、主な下値支持線は0.027ドルとされています。
注目ポイント: 急上昇は、この提携に大きな価値があると市場が見ていることを示しています。ただし、デリバティブ取引の活発化は投機的な関心の高まりも意味し、価格変動が大きくなるリスクがあります。0.027ドルを下回ると、直近の上昇分が失われる可能性があるため、重要な水準として注目されます。(CoinMarketCap)
3. 耐量子セキュリティのロードマップを公開(2026年9月28日)
概要: Monadは、量子コンピューターにも耐えられるセキュリティの開発に向けた詳細なロードマップを公開しました。まずウォレットの保護に取り組み、その後、コンセンサス、ステーキング、EVMとの連携へと対象を広げる計画です。量子耐性を備えたシステム「Cadence」の開発はすでに始まっており、複数の機能強化を2028~2029年に予定しています。
注目ポイント: これは、Monadが先進的なセキュリティと将来を見据えたネットワークづくりに取り組んでいることを示す、長期的には中立から好材料といえる動きです。将来的に重要となるリスクへの備えですが、当面の実用性や取引価格を動かす直接的な材料にはなりにくいでしょう。(CoinMarketCap)
まとめ
Monadの今後を左右するのは、金融インフラの拡大と、長期的な技術開発の両面です。目先の材料は、規制準拠ステーブルコインの導入計画です。一方、長期的な成長への期待は、耐量子セキュリティの進化にかかっています。開発者の参加や実際の決済利用は、この新たな基盤を活用できるタイミングで広がるでしょうか。