詳細
1. MEXC、ロシアとベラルーシでサービス終了へ
主な下落要因は、MEXCがロシアとベラルーシのユーザー向けサービスを終了すると発表したことです(Crypto Times)。発表は10月20日に行われました。MXはMEXCの基盤となるユーティリティトークンであるため、利用者が減れば、トークンの需要や手数料に関連するバーン(焼却)の需要が弱まるとの見方が広がり、市場の反応は下向きとなりました。
意味すること: 今回の動きは、規制対応に伴う事業縮小です。トークンの根本的な需要に対する見方にも直接影響する可能性があります。
注目点: ユーザーの出金ペースや、MEXCが他の地域について追加発表を行うかどうかに注目しましょう。
2. 取引高の急増と市場全体からの乖離
もう一つの下落圧力は、過去24時間の取引高が65%増加し、1,074万ドルに達したことです。これは、今回の下落が活発な売りによって進んだことを示しています。一方、Bitcoinは0.19%上昇しており、MXの下落は市場全体の動きではなく、MX固有の悪材料が主因とみられます。
意味すること: 取引高の急増は、売り手の動きが強まっていることを示唆します。Bitcoinと異なる値動きになっている点からも、今回の売りはMX固有の要因によるものと考えられます。
3. 短期的な市場見通し
目先のきっかけとなっているのは、MEXCからユーザーが離れていることです。価格は、最近の下落基調のなかでさらに低い水準を試しています。
ポジションを手じまうユーザーによる売りが続けば、次の重要なサポートは1.60ドルです。この水準を下回ると、2026年の安値に近い1.45ドルが次の目標となる可能性があります。反対に、悪材料が市場に織り込まれ、取引高が落ち着けば、1.75ドル付近のレジスタンスに向けて反発することも考えられます。
意味すること: 出金の動向次第ではありますが、ごく短期的には弱気の見方が優勢です。
注目点: 取引高が落ち着くか、また価格が1.60ドルのサポート水準を維持できるかを確認しましょう。
結論
市場見通し:下落圧力が優勢
取引所によるサービス制限がMXに直接的な売り圧力をもたらしており、市場全体が横ばいのなかでも下落要因となっています。
注目ポイント: 取引高が800万ドルを下回る水準まで落ち着くか、また1.60ドルのサポートが維持されるかを確認しましょう。これらは、売りが一巡しつつあるかを判断する手がかりになります。