FTX

FTXとは？

FTXは、「トレーダーによって、トレーダーのために」設立された中央集権型仮想通貨取引所で、Almeda Research、OTPP、Temasek、BlackRock、Coinbase Ventures、Sequoia Capitalなどの業界の重要なトレーディング企業によって支えられています。2022年現在、プラットフォームには100万人以上の登録会員がおり、毎日の取引量は数十億ドルに達しています。スポット取引では、300以上の仮想通貨に対応しており、デリバティブ、オプション、予測市場、レバレッジトークン、トークン化された株式、OTCデスク、ボラティリティ製品などを提供しています

FTXの創設者は？

バハマに本拠を置く同社は、Sam Bankman-Fried氏とGary Wang氏によって共同設立されました。FTXは「トレーダーによって、トレーダーのために構築された」としており、チームメンバーは著名なウォールストリートのクォンツ企業や、Jane Street、Optiver、Susquehanna、Facebook、Googleなどのテクノロジー企業から来ています。

業界では広くSBFとして知られているSam Bankman-Fried氏は、起業家であり投資家です。マサチューセッツ工科大学(MIT)で、物理学の学位と数学の副専攻で卒業しました。FTXを設立する前は、Jane Street Capital社に勤務し、Alameda Research社を設立しました。Gary Wang氏は、同社のCTOを務めています。Wang氏もMITを卒業したあと、Googleで価格集計システムを開発するソフトウェアエンジニアとなりました。SBF氏と提携して2019年5月にFTXを立ち上げました。

FTXのローンチ日は？

本仮想通貨デリバティブ取引プラットフォームは、2019年5月にローンチされました。

FTXの本拠地は？

同社はアンティグア・バーブーダに設立され、バハマに本社を置いています。

FTX制限対象国

米国居住者はグローバル版での取引はできません。仮想通貨の数はグローバル版ほどではなく、機能も制限されるものの、代わりにFTX.US取引所での取引が可能です。

米国、キューバ、クリミアおよびセヴァストポリ、ルハンスク人民共和国、ドネツク人民共和国、イラン、アフガニスタン、シリア、北朝鮮、またはアンティグアバーブーダに所在または登録されているクライアントの法人または個人口座は開設できません。

カナダのオンタリオ州からもユーザー登録を承認しておらず、香港、タイ、マレーシア、インド、カナダでは制限がかかる場合があります。香港からのアマチュア投資家はいくつかの特定商品にアクセスできず、ブラジルユーザーはデリバティブ商品の使用ができません。日本人ユーザーはFTX Japanでサービスを受けています。

FTXで取引可能なコインは？

本プラットフォームは、BTC、ETH、SOL、LTC、XRP、DOGEをはじめとする300以上の通貨に対応しています。

FTXの手数料は？

FTXは段階的なメイカー/テイカー料金体系を適用し、手数料は30日間の取引量によって異なり、メイカー手数料は0%から0.02%、テイカー手数料は0%から0.07%となっています。

さらに、ユーザーは引き出し額に対して最大0.10%を請求される場合があります。レバレッジドトークンの生成と償還は0.10%、日次管理手数料は0.03%です(FTXは現在、XRP、BNB、TRX、BTC、ETH、EOS、USDT、LEOレバレッジドトークンを提供しています)。

FTXでレバレッジ使用や証拠金取引はできる？

本取引所は、経験豊富なトレーダーとアマチュア投資家の両方に高度な取引機会を提供しており、スポット取引、証拠金取引、先物取引が利用できます。

FTXは最大20倍のレバレッジに対応しています。資格のあるユーザーは、その場で最大10倍の市場レバレッジにアクセスできます。レートは貸し手によって決定され、1時間ごとに支払われます。また、FTX先物では広範囲のコインに渡りクロスマージンを提供しています。