詳細分析
1. 技術的抵抗(短期的には弱気)
概要: MORPHOは30日単純移動平均線(SMA)である1.23ドルを上回ることができず、売り注文が増えました。価格は重要なフィボナッチ・リトレースメントの23.6%(1.34ドル)を下回り、RSIは45.85で中立的な勢いを示しています。
意味: トレーダーは1.15ドルのサポートライン(78.6%フィボナッチレベル)を注視しています。ここを割り込むと売りが加速する可能性があり、逆に1.25ドルを回復すればトレンド転換の兆しとなります。MACDヒストグラム(-0.0103)も弱気の勢いを裏付けています。
2. Bitwiseとの提携反応(中立~弱気)
概要: Bitwiseは1月27日にMorpho上で非カストディアル(自己管理型)DeFiボールトを開始し、6%のUSDC利回りを目指しています。これはMorphoの機関投資家向けの魅力を示すものですが、発表後にMORPHO価格は1.8%下落しました。
意味: 「噂で買ってニュースで売る」という典型的な動きが見られました。Bitwiseの1月26日のティーザー以来、期待が高まっていたためです。投資家はビットコインETFやAI関連銘柄など新しいテーマに資金を移している可能性があります。
注目点: ボールトの利用状況。Bitwiseは2026年までにオンチェーンボールトの運用資産(AUM)が100%増加すると予測しています。
3. DeFiセクター全体の圧力(弱気)
概要: DeFiトークンはアルトコインシーズン指数が週間で19%下落する中、パフォーマンスが振るいませんでした。Morphoの24時間取引量は1780万ドルで、Bitwiseのニュースにもかかわらず2.89%減少しました。
意味: 投資家はマクロ経済の不透明感の中で、ビットコインなどの主要資産(BTCドミナンス59.1%)を好んでいます。レイ・ダリオ氏の1月27日の景気後退警告もリスク回避の動きを加速させた可能性があります。
結論
Morphoの価格下落は技術的な逆風と慎重なDeFi市場のセンチメントを反映していますが、インフラ面での前向きな進展も見られます。1.15ドルから1.25ドルのレンジが短期的な方向性を決める重要なポイントとなるでしょう。
注目ポイント: 2月1日のFOMC(連邦公開市場委員会)会合。現在、利下げの確率は18%(CME FedWatch)ですが、タカ派的な姿勢が続くと暗号資産市場のリスク回避ムードが長引く可能性があります。