Babylon (BABY)は過去24時間で5.64%上昇し、暗号資産市場全体の上昇率(+4.77%)を上回りました。主な要因は、大手DeFiとの提携と短期的な上昇を示すテクニカルシグナルです。
Aaveとの提携(強気材料) – DeFiでのネイティブBitcoin担保化を実現。
テクニカル反発(やや混在) – RSIの売られ過ぎからの回復とMACDの反転が短期的な買いを示唆。
市場センチメントの変化 – セクターの資金移動に伴い、Bitcoin関連の話題が注目を集める。
概要: BabylonはAaveと提携し、ネイティブBitcoin(ラップされていないBTC)をローンや保険プールの担保として利用可能にしました(CoinDesk)。この連携はBabylonの「Trustless Vaults」を使い、BTCを安全にベースチェーン上で管理。ユーザーはカストディリスクなしにステーブルコインの借入やDeFi保険の引き受けができます。
意味するところ:- 直接的なBTC担保化により、DeFiで眠っている50億ドル以上のBitcoin流動性が活用される可能性があり、BABYは重要なインフラトークンとしての地位を確立します。- 2026年初頭にテスト開始予定で、新たなユースケースやBABYステーカーへの手数料収益増加が期待されます。
注目ポイント: 2026年第2四半期のメインネットローンチ進捗と、Bitcoin担保型貸付のTVL(総預かり資産)増加状況。
概要: BABYのRSI(14日間)は35で売られ過ぎゾーンを脱出し、MACDヒストグラムは3週間ぶりにプラスに転じました。ただし、価格は依然として200日移動平均線の58%下(0.048ドル)にあり、長期的な弱気圧力が残っています。
意味するところ:- 短期トレーダーはRSIの回復を買いシグナルと捉えやすく、流動性が低い(24時間取引量1000万ドル)ため価格変動が大きくなりやすいです。- 0.021ドルのフィボナッチリトレースメントレベルが抵抗線となっており、これを突破するとストップロス注文が誘発される可能性があります。
BABYの上昇はBitcoin担保化というユースケースへの期待感を反映していますが、テクニカル面では過去60日間で63%下落しているなど慎重な見方も必要です。注目点は、2026年初頭のAave連携テストが持続的な需要を生むか、それとも暗号資産市場全体のボラティリティがプロジェクト固有の動きを上回るかどうかです。
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